前回の記事で、さらっと画像を載せましたが、「のだめカンタービレ」が好きです。
あの大ヒットしたドラマが好きだったので、いつか漫画全巻を読破したいと思い続けて数年。新装版が出揃ったのを機に、全巻大人買いしました。
ドラマの放送は2006年だったんですってよ、奥さん!びっくりじゃないですか?!
漫画、じっくり読みましたが、色褪せないですね~。古さを感じないです。
手元にあっていつでも読み返せる安心感からか(?)、ドラマより漫画が好きになりましたよ♥
のだめと千秋の音大生時代の、あの「ビバ!青春」という感じも大好きですが、私はパリ編も大好き。Ruiが出てくるところはのだめと一緒にちょっと苦しくなりますが、少しづつ本物の演奏家へと登っていくのだめとそれを隣で見続ける千秋が好きです。
主人公はのだめと思っていましたが、基本的に千秋視点で物語は進むのですね。
ドラマを見ていた遠い記憶では、千秋の「オレ様」イメージが強かったので、千秋がのだめを引っ張っていて、のだめは音楽においても恋愛においても千秋の背中を追いかけているという印象を受けていたのですが、今回漫画を読んで、意外にそうでもないかもと思いました。のだめの才能も相当千秋に影響を与えているし、何より二人の関係、どっちかというと千秋の方がのだめに揺さぶられてばっかりじゃないですか!
千秋が「女にこんな扱いされたことはない」とか「あいつ絶対恋人じゃね~」と思うところとか、パリの街中での見物人ありののだめと千秋のケンカとか、読んでいてニヤニヤしてしまいます。
千秋、すっかりのだめにやられてるやないか、と。ただ「変態の森」に入る決心がなかなかつかないだけなんですね(笑)
あと、ちょこちょこ挟んでくるギャグコマ、おもしろいですよね。
あれ、なんていうんですか?こうラフに書かれた小さいコマで笑っちゃうやつです。
千秋がのだめを引きずっていく図とか、のだめが「むきゃー」と白目になってピアノを弾くコマとか、のだめvsユンロンのパスタの取り合いとか(ユンロンvsターニャもある)、のだめが千秋にうっとりして「あへ~」となっているところとか。超おもろい!絵、かわいい!
おおぅおうおう!大事なことを忘れていました。
そう、のだめはクラシックギャグマンガです。あ、間違った、クラシックコメディマンガです。
クラシック!敷居が高いと思われがちな、あのクラシック!自慢にも何にもなりませんが、私はクラシック、全然詳しくありませんが、のだめに出てくるものを少しずつ聴いてみよう、と漫画を読みながら出てきた曲名をメモして、暇をみつけては聴いてみるという若干オタク的なことをしています。
ピアノ曲でいえば、みんな大好きベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ悲愴」、やっぱりいいですね。初めて千秋がのだめのピアノを聞いた時にのだめが弾いていた曲です(よね?)。
正直、メロディが耳に残りにくく、理解が難しいクラシック曲もたくさんあります。でも、良さが少しずつわかってきたのも事実です。
これからも漫画を読んだり曲を聴いたりして、「のだめカンタービレ」から生活に潤いをもらいたいと思います。
実際のだめのような人が近くにいたら大変付き合いが難しい気がします。やはりのだめと一緒にいられるのは千秋くらいでしょう。ということは一番の変態・オタクは千秋・・・?!
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