【読書感想】ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法 KazuLanguages

読書

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私の本棚はこちら。良かったら寄って行ってください。

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先日、「1年で5ヵ国語をマスターした私の外国語「同時」習得法」を読んだので、比較してみたいなと思ったのと、単純に「12ヵ国語も話せる人の勉強方法や考え方ってどんなもんなんだろう」という興味で本書も読んでみました。

本書の著者はインフルエンサーだそうです。余談ですが、肩書がインフルエンサーって、今の時代ならではですよね。新たな職業みたいでなんかかっこいいですね。

本書の構成は以下のとおり
第1章:著者自身の試行錯誤やマスターした12ヵ国語について
第2章:外国語習得に役にたつツールの紹介
第3章:外国語習得のための2つのステップ
第4章:外国語習得を加速させる習慣術
第5章:挫折しないマインドセット

まず、「1年で5ヵ国語・・・」の清野氏との大きな共通点がさっそくありました。それは、一番初めに習得したのが英語ではないということです。本書のKAZUさんはスペイン語、清野さんはフランス語が一番初めに習得できた言語だそうです。そこから英語に戻っています。そう、お二人とも、日本人にとって英語は難しい言語であり、だったら他の言語から学んでみるのもあり、という共通の考えを持っていました。第1章では、著者が習得した12ヵ国語について、簡単に著者なりの紹介があるので、ここからどれかに興味を持って、学習を始めてみるのもいいかもしれません。この章では、なぜ翻訳ツールではダメなのかや目的意識を持つことの大切さなどが述べられていて、目新しい情報ではないものの、実際に達成した人からの文章なので、説得力があるなと思いました。そして、本章の最後に、「実践から入り、ルールはあとから覚える」という著者なりの習得術がありました。これが、著者の習得術のベースになります。

第2章では、おススメのツールを余すことなく教えてくれています。清野氏がおススメしていたものもありました。私は紙のテキストを使って、いかにも勉強してます感がある学習スタイルが好きなのですが、学生時代と違って時間に制限がある今、こういったデジタルツールをもっと活用すべきかもしれない、と改めて気づきを得ることができました。

第3章では、いざ、外国語習得のための2つのステップについての解説です。著者は「感覚的な」方法で学習する方法を勧めているので、まずネイティブの発音をとことん真似して、日常使用頻度が高いフレーズをとにかくストックする(ステップ1)→それから文法を学ぶ(ステップ2)という方法を提案しています。この方法、以前、私には合わないかも、と思った記憶があるのですが、本章でこの2つのステップについて知っていくと、これもありかも、と思いました。まぁ、まず、文法って学んでて楽しくないですよね、多くの人にとっては。挫折ポイント1。それからなまじっか文法を知ると会話の時に変に文法が気になって会話どころではなくなる。挫折ポイント2。著者の「習得」はコミュニケーションができることを意味するので、この方法が合う人には理にかなった方法だと思いました。この「フレーズをストック」という点では、清野氏も似たようなことを述べられていたし、「文法はやはり必要」と強調されていたところは、この方、ちゃんと習得されてるな、と上から目線で感心しました。

第4章は、えぇ、もうそうですよね、意識、意識、意識の大切さ!歯磨きしないと気持ち悪くて寝れないように、語学をしないと気持ち悪くて寝れない、というくらいに習慣にしたいとお思いのそこのあなたは、本章でその助けとなるヒントが書かれています。目から鱗だったのは、「初めて目にした単語を画像検索する」でした。イメージで覚えていくというのは、とても新鮮でした。

そして、第5章。「ラフな学び方」で語学が嫌になるのをできるだけ避けよう、ということです。日本人はまじめすぎるんです、きっと。正確な文法で、正確な発音ができるまで待っていたらいつまでたってもコミュニケーションできませんよね。「フィラー」(日本語の、えぇっと、あのー、など)を言うときも、ネイティブと同じように、その言語で言う、というのはまた新しい角度からの提案で、これはすごく簡単にできそうだし、素晴らしい方法だと思いました。日本語で「えぇっと」とか「あのー」とか言ってるということは、日本語脳になってしまいますからね。

本書も「1年で5ヵ国語・・・」と同じように、全部実践するのは難しいし、12ヵ国語をマスターすることも難しいけれど、大変良い刺激をもらえる読書になりました。共通点もあれば、相違点もありましたが、本質の部分では同じ考え方だと感じました。学習方法は合う合わないがあるので、いいとこどりでも良いし、素直にどちらかに沿って進めるのもありだと思います。個人的には、感覚的に学んでいくということをしたことがないので(文法苦手なくせに頭でっかちになってとっさに会話ができないという本書で指摘されてたとおり)、次に語学をやってみようとなった時には、こちらを参考にしたいと思います。(ちなみに既に挫折済みの、フランス語、スペイン語、韓国語のいずれかをまた始めてみたい・・・!)

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うり子
うり子

どうにもこうにも苦手なのに興味があるってことは、やっぱり「かっこよく外国語をしゃべる自分」にまだまだ憧れがあるってことなんだな〜と、なんだか自己分析もできちゃいました。重たい腰をあげてみますか!

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