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映画「THE FIRST SLAM DUNK」を観てとても良かったので、漫画再読(二度目)です。(夫が実家にあったものを持ってきてくれました。)
もう名作であることは間違いないし、私なんかよりスラムダンクを語れる人はたっっっくさんいるだろうから、独自の視点でベスト3をいくつか。
<独自視点のスラムダンクのここがいいぞベスト3>
!第1位!我々(特に大人)が失くしたものが描かれている
〇あきらめない気持ち・・・多くは語りません。花道がボールを追うシーンを見てください。最近でいうと、「三苫の1mm」ですね。いつの間にすぐにあきらめるようになったんだろう。胸熱間違いなしです。
〇自己肯定感・・・みんなめっちゃ自己肯定感強い。湘北メンバーだけじゃなくて、他のチームも。どっからその自信くるん?ミッチー、あんた2年もグレてて、「オレが入ったからには」とかよう言えるな。とか思いますが、だからこそ、尊い。まぶしすぎて目がくらむ。
〇純粋さ・・・こんなに純粋でえぇのん、と思うくらいバスケのことばかりで、純粋。山王戦直前とか、まんまと安西先生の戦略にハマって、自信を取り戻してる湘北メンバー。むしろもっと自信をつけている・・・!純粋すぎて、後先考えてない。赤点だらけの湘北メンバーは、高校卒業後なんて今は考えないのだろう。赤木だって、痛めた足に対して、先の選手生命なんて考えていない。潔いほどの純粋さに胸キュン。
!第2位!安西先生の丁寧な言葉遣い
これ、大事ですよ。今スポーツ界や部活で、体罰などが結構問題になっていますよね。スポーツ系の集団だと、キツイ言葉遣い、呼び捨てはあたりまえ。ではないんですよ!この安西先生を見てください。もちろん、安西先生にも厳しかった過去があっての今なのですが。こういった指導でも強いチームはできる!ということです。
!第3位!不良集団の友情
桜木軍団の、水戸・大楠・野間・高宮なんて、桜木がバスケにのめり込むと、それを一生懸命応援してくれるんですよ。失敗には大声で笑う!いいですね~、これによって何度花道の闘志に火がついたことか。IH前の合宿なんて、泊まり込みで2万本のシュート練習に付き合ってくれるんですよ。グレてたミッチーによるバスケ部襲撃事件で見せた花道への友情はもう言葉になりません。のりちゃん達も最高です。ミッチーがグループを抜けてバスケ部に戻っても、応援しにきてくれるんです。応援旗まで持って。こんなに強い友情関係で結ばれているのなら、不良も捨てたもんじゃないです。
<独自視点のいい男ベスト3>
!第1位!木暮君(メガネ君)
こんな問題児軍団、天才軍団を陰日向に支えられるのはあなただけ。ミッチーに「夢見させるようなことを言うな!」と気持ちを吐き出す姿はかっこよかった。
!第2位!水戸洋平(桜木軍団)
言わずもがな。無駄なケンカを好まず、友達思いで、いざとなったら頼りになる。
!第3位!仙道(陵南のエース)
あのつかみどころのない飄々とした感じにやられる。しかし彼女になったらヤキモキしそう。
<独自視点の試合以外の好きな場面>
!第1位!花道が流川に挑んだ1on1でのミッチーとリョータの気遣い。花道のプライドのため他の部員を帰すんです。同じバスケットマンとしての花道への思いやりを感じます。
!第2位!カリメロ(南@豊玉)が来た時の花道のひとり相撲。カリメロの逆襲かと思いきや、謝罪と薬の手渡しで、花道、バッターンとずっこけるところ。
!第3位!「すいません、ちどり荘ってどっちですか?」からの「コートの入り口ってどこですか?」。←本編じゃないし、扉絵だし。スラムダンク、扉絵もとっても面白いです。絵もかわいいし。ぜひ注目して見て欲しい。
<独自視点のどうしても好きになれないやつベスト3>
!第1位!岸本(豊玉)
!第2位!ヒロシとおっちゃん(森重寛と監督@名朋)
!第3位!板倉(豊玉)
どれも理由特になし、好きになれないもんは好きになれない。
・・・こんな適当なベスト3を作ってたらいくつでも作れそうです。コミック全31巻あっても作中は4か月しか進んでいない、つまりそれだけ特に試合の1分1秒が細かに描かれていること、死闘となった山王戦後、潔く連載が終了し、湘北メンバーのその後がほとんど明かされていないこと、などなど、ファンが今なおファンであり続ける理由がよくわかりました。
映画を何度も観に行っている人も多いとか。私も二回目の鑑賞に行きたいと思います!
「オレたちは強い!」
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最後に名言をもうひとつ。
「グーッド ウィドゥム」!
高頭監督@海南、素晴らしい発音でございます。
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