【読書感想】夫婦で行くバルカンの国々 清水義範

読書

ブクログに投稿した感想をこのブログにも載せています。

私の本棚はこちら。良かったら寄って行ってください。

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この先私の人生でバルカン半島に行くことがあるだろうか。おそらく、ない。と思って、本書を知ってすぐに図書館で借りてみました。
著者は奥様と二人でそのほかの国々も旅しては、こういったエッセイを出版されているよう。羨ましい限り。今、猛烈に、海外に飛び出して異文化体験をしたくなりました。

自由気ままな独身でなくなってからは、海外に行くことがなくなりましたが、その昔はちょこちょこと行っており、右も左もわからない、言葉も全然わからない、あの心もとない感覚が無性に懐かしくなりました。ツアーで行けば、バス車内というちょっと高い位置から、その町の通勤風景など日常を見るのが本当に面白かったと、強烈にあの感覚がよみがえってきました。

さて、バルカン半島といえば・・・旧ユーゴスラヴィア・・・?あぁ、また知識のなさをさらけ出してしまって情けない。
ユーゴの解体はまだまだ最近のことのような気がするのに、中身を全然理解していない。

著者が本書で巡った国は以下。
・マケドニア
・アルバニア
・モンテネグロ
・ボスニア・ヘルツェコビナ
・セルビア
・スロベニア
・クロアチア
・ルーマニア
・ブルガリア
・ギリシア

著者はその国の変遷や出来事などもわかりやすくまとめようとしてくれています。が、まぁ、とにかく民族間の争いや、支配される側する側などが複雑で、「複雑だったのね」としかわからない。これはこちら側の問題でございます。むしろ、作者のこのまとめる能力は素晴らしいと思いました。

「マザー・テレサはマケドニアで生まれたけれど、アルバニア人だった」
例えばこれが、アメリカで生まれたけど、日本人だった、とかならすっと入ってくるんですけどね、もうバルカン半島の国ってだけで頭が「複雑」とカテゴライズしてしまいました。

国ごとに章が成り立っているので、まずはその国がバルカン半島のどこに位置するのか地図で確認。そして、町の名前が出てきてはどこだろうと拡大地図を眺め、ふんふんとなったのも束の間、てか、この国はバルカン半島のどこだったけとまた広域の地図をみて、ふんふんとなって、文章に戻り、少し経つと、すぐにさっき見た地図が脳内でボヤーとしてきてまた地図に戻るを繰り返してました。頭が弱いって大変。文章→広域地図→拡大地図→文章→拡大地図→文章→またどっちかの地図、みたいになっていました。

そして、当然ですが、カタカナだらけの観光地がもうわからん。だんだんと観光名称をきちんと読むことがめんどくさくなり(ダメだろ!)、著者の印象が良かったか、良くなかったかだけに注目するようになりました(笑)

でも、とても楽しめましたよ。著者の包み隠さない率直なコメントが特によかった。

もともとクロアチアには行ってみたいな~と思っていたのですが、本書で気になったのは、ずばり、スロベニアとギリシア。ちなみに、スロベニアという名前はいつもなかなか出てこなくて、「チェコ・スロバキアのスロバキアじゃない方→スロベニア」って考えないと出てきません・・・。
著者も述べていましたが、ギリシアって言われてみればバルカン半島に位置しますが、バルカンの国々の一つって感じがあまりないですよね。著者いわく、その歴史ゆえに底力があるんですって。あぁ、行ってみたい。

本書で行った旅行は全て添乗員付きのツアーに参加したようで、あの、全然知らない人たちとのちょっと気疲れする食事タイムなんかも含めてツアーに参加したくなりました。(小学生の子どもたちも参加できるツアーってあるのかしら。)

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うり子
うり子

現地ガイドさんに対する著者のストレートな表現が、なんか素直で好きでした。レビューにも書きましたが、とにかく一番気になったのがスロベニア!こういう記憶がフックになって、いつか行けたらいいな〜と思うのでした。

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