【読書感想】とわの庭 小川糸

読書

ブクログに投稿した感想をこのブログにも載せています。

私の本棚はこちら。良かったら寄って行ってください。

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うーん、苦手な小川糸さん作品をお借りしてしまった。
そして今回、先にみなさんのレビューをちらちらと読んでしまった。これが良かったような、悪かったような・・・
というのも、先にレビューで知っておいてよかったと思った点は、かなり辛い描写が続くこと。これ、覚悟してなかったら、途中で放り出していたかも。先にレビューを見て悪かったのは、もちろん、ある程度内容や結論がわかってしまったこと。

先がわかっているからこそか、初めにたらたと続く、お母さんとのエピソードが辛かった。
もちろんこれはフィクションだけど、現実にこんなことがあってはいけないだろうと、途中から怒りさえおぼえたけれど、社会との接点を持ってからはどんどん話が好転し、あぁ、よかったと思った。

内容のせいなのか、なんとなく、たらたらと続くエピソードに読み辛さを感じた。こんなことがあった、あんなことがあった、そういえばこんなこともあった、と日記を読んでいるような・・・やはり好みの問題か。(よくよく考えると先日再読を終えた梨木香歩さんの「ぐるりのこと」も読み易いかといわれれば、決して読み易くない。万人受けしない気もするし。)

とわの生きる力の強さがひしひしと伝わってくるところ、希望を持てる話であったことは、本当によかった。

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うり子
うり子

今回は自分でもかなり不満足な感想を書いてしまった。もっと精進しなければ!!

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