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第3弾!まだここか(笑)第2弾よりさらに面白かったかも。いや、面白かったです!
前回の空飛ぶ車にも心躍ったけれど、今度はバスときた!車の次はバスっていう流れが個人的に好きだった。ナイト・バス!その走り方はまるで「ねこバス」で、なんだか嬉しくなった。(ねこバスは「バーン!」という音なんてしないし、ふかふかだけど)
今作では、ハリーの両親の死について、今まで知らなかったことが明らかになる。真相はこうだったのか、と思っていたところ、また覆ったりして、終盤は一気に読み切ってしまう面白さだった。
マルフォイとスネイプには相変わらずイライラさせられたが、重大な出来事が起こる後半になるにつれ、マルフォイの影は薄くなるし、スネイプなんてその重大な出来事の場で伸びてしまうしで、今までのイライラが少し癒された(笑)
前半は、新たに「闇の魔術に対抗する防衛術」の先生になったルーピンは果たして信頼してよいのか・・・、そしてハーマイオニーの様子がなんだか変だぞ・・・、と思いながら読み進めたものの、少し間延びしてきて、面白いんだけど、長いなぁ、なんて思っていた。
けれど、先述したように終盤はさすが。伏線が見事に回収されていき、真実が明らかになる。え、もうシリーズ終わるでしょ、というくらいのまとまりっぷり。と思ったところで、落とし穴があった。心から信頼できるルーピンはホグワーツを去り、ダーズリー一家からやっと解放されるかと思われたハリーの希望も消えてしまう。
両親はこの世にいなくなってもしっかりとハリーのことを守ってくれる礎を築いてくれてたんだねぇと、ハリーの成長とともにしみじみ感じ入った今作だった。
果たして、ダンブルドアが言うように、ピーター・ペティグリューの命を救ったことをよかったと思う時がくるのか・・・・!
なかなか読書のためのまとまった時間が取れなくてもどかしいけれど、次々いくぞー!
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今更だけど、小中学生の頃くらいに読んでいたら、今とどんなふうに違う感想を抱いたかな~?と考えます。もっと純粋にワクワクしてハリーポッターの世界にハマったかな、とか、でも今の方が登場人物の大人の気持ちはわかるかな、とか。
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