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アンシリーズ第4弾。
アン自身は登場しないと知っていたので、前にシリーズを通して読んだ時には飛ばしていた本書。(確か、もう一冊飛ばしている気がする)
数回、アンの名前のみが登場し、一回アン自身が登場したと思います(あやふや)。
色々な本と同時読みしているためにかなり時間をかけて読んだので、やっと読み終わった今、12つの短編を思い返すと、どれもぼんやりとした記憶になってしまっているのが残念すぎる。けれど、どれも心温まるお話だったということは確か。周りや自分たち自身が問題で、なんだかんだと結婚できずにいる男女を描いたものが多かった気がするが、不思議と飽き飽きとしない。現代から見れば信じられないような結婚観だったりするけれど、それでも心から楽しめる物語ばかりだった。
まぁ、それにしても主要人物さえしっかりとした人物像を描き切れていない作品もある中で(←なんという上から目線!何も書けないくせに!)、こんなにもアン中心の世界から見れば隅っこに位置するだろう人々を生き生きと描き切るモンゴメリと、アンにまつわるものは全て翻訳しようと意気込んだであろう村岡花子に脱帽しかない。
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うり子
現代との違いに「えー、ありえないー」なんて思いながらも、思わずクスっと笑って、最後には心温まるお話ばかりです。アンは名前だけ出てきたり、本当に登場したり。それも、全部で数回しかなかった気がします。が、出てくると知り合いに会った気分になり、ホクホクします(笑)アン好きな方はぜひこちらも読破することをおススメします♪
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