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談話室で「笑えるエッセイを教えてください!」と投稿したところ、おススメしていただいたものです。(おススメいただいたものは順番に読んでいこうと思っています。)
えぇ!この「ミリマスダ」さんって誰?!と読みながら思っていて、川柳とイラストだけの薄い本なので、さらっと読み終えてしまったのですが、あのすーちゃんの「益田ミリ」さんだったんですね!うん、まぁ、すーちゃんシリーズも読んだことはないのですが。
まずですね、ゆる~いイラストがいいですね。こういうイラストをさらっと描けるって本当に羨ましい。
川柳は恋する若い女性には「おぅ」と胸がズキっとするものが多い気がします。もう私のような者には、そんなことも昔あったかしら的な話題が多かったですが、「あ~、なんかわかるわ~」という感じはありました。少ない文字数で見事に乙女心を表現されていました。
一発目から「王子様いつか迎えに行くからね」。いいですね。その心意気です!そんな強気な女性も、途中何かあったのでしょうね・・・凹んだり奮い立ったり。でもまた「お寿司屋にひとりで座る女になり」で、読み手が応援したくなる女性になります。でも最後ほろっとくるのは「会いたくてふと言ってみるお母さん」。
最初から最後まで本当にさらっと読めますが、裏にあるであろうストーリー性を感じて、想像できて、本当に、同じような状況にある人などには刺さりまくる本だと思います。
留守電やFAXというような記述から「ん?」と思って、初版発行日をみると1997年でした!あぁ、懐かしい!90年代!
おススメしてくださった方ありがとうございました。読んでみて良かったです!
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益田ミリさんのすーちゃんシリーズ読んでみたくなりました。イメージはすーちゃんは旅行によく行っているようなイメージなのですが、日常の些細なこともうまく表現される方なんだろうなと本書を読んで思ったので、興味があります!
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