【読書感想】つれづれ語学日記 コミックエッセイ こまきときこ

読書

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なにか私のアンテナに引っかかったものがあったので、購入して読んでみました。漫画なのですぐに読み終わりますが、作者は、英語の他に、ドイツ語、ジョージア語、エスペラント語、トキポナを学習されている方で、どのように語学と向き合っているかが描かれていました。エスペラント語とトキポナは人工言語だそうです。そういうものの存在もよく知らなかった!
語学がイヤになるほど根を詰めないという感じが良かったです。よく、「英語を学習するなら、こうなりたいという具体的な目標を持って・・・」というようなことを言われますが、もちろんそれってド正論なのですが、作者のように、自分の言語ではない言語を学習することで違う世界とつながっている感覚が楽しいというだけで語学をしたっていいじゃない、と思える漫画でした。
かくいう私も、英語とフランス語を使う予定もないのに、細々と続けています。フランス語に至っては、何度も挫折して、しばらく期間をあけては再開、というのを繰り返しているので、だいたいテキストは最後まで到達せずリスタートで、初歩の初歩から進んでいませんが、なんでか、また学習を始めてしまいます。なので、この漫画で「それでいいじゃん!」と背中を押してもらった気がします。そんな感じで続けていって、いつか自分の実力を試したい!となって、検定を受けたり、ネイティブと話す機会を自ら作ったりしたら、儲けもんだと思っています。

作者ほどの語学マニアもなかなか珍しいかもしれませんが、語学を趣味としている方にはもちろん、バリバリに本気で勉強している方にも、ちょっと肩の力を抜いて語学と向き合うきっかけに良い漫画だと思います。

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うり子
うり子

今の自分の語学との向き合い方でもいいんだよ、と背中をおしてもらえたような気がします!

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