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ハキッ、パキッと言い切る短い文章で構成されているので、短時間で読めてしまいます。
なるほど~と思うところと、そうかな~と思うところが交互にあったという印象。それくらい、”納得”と”ちょっと違うかな”、が入り混じっていましたが、だいたいにして、こういう本を読んで、そんなことを言う人(=私)は成功しないのです。「素直に実践」。これが大事。なので、これから読む人、本当に何かを変えたい人は、本書に従って素直に実践すべし、とお伝えしたいです。
著者は、私たちは「環境→感情→行動」の順で動いているという考えを軸にしておられます。「感情」だけでは動けない、ということです。これは確かに一理あるな、と思いました。凡人ならなおさらそうです。そこで、「環境」が大事だということです。その「環境」のためにガンガン移動しようということです。本書でいう「移動」は、旅行に限らず、例えば東京から日帰りで北海道、一泊で韓国、なんていう移動も勧めてあります。
まず第一章。そもそも「定住」が不幸の始まりだ、権力者・経営者の都合の良いように「定住」させられた、という点から本書は展開していきます。確かに、人々の「定住」が権力者・経営者にとっては好都合だということは充分に納得できますが、結局人々にとっても「定住」が楽だから選ばれた一般的な暮らし方なんだろうと私は思います。ただ、特に日本は、転職や転校などの「移動」のハードルが非常に高く、そのことを「不幸」ということには、またまた納得です。
著者が主張するように「選択肢が多い」方が良いはずで、転職や転校等の「移動」によって環境を変えることができるということは確実に選択肢の一つとなりうるのですから、もっと柔軟性があっても良いのに、と思います。
第二章は移動が容易になったよ、という話。
第三章は「住む場所」がテーマ。
第四章は「仕事」がテーマ。
第五章は「コミュニティ」がテーマ。
と「本書の構成」のところに書かれていますが、どの章もわりと幅広く、主張したいことを主張している印象でした。ちょっと考えが偏ってるな~と思うところもありましたが、こういった本で「こう思うけど、そうじゃないかもね」なんて譲歩していたら誰にも読まれませんよね。強固な考えや軸があるから成功するし、本も出版できるんですよね。
第六章は「移動体質」になるためのアクションプランが30個挙げられていました。ここでも、「移動」に縛られず、思っていることを幅広く提案されている印象でしたが、いくつか印象に残るアクションもありました。
・即レス即イエス即報告を心がける(これ大事~)
・月1会回はホテルに泊まる(これいいわ~)
・毎日同じ時間に同じことをする(あ、意外と小さいけど大事なことかも・・・)
・見切り発車する(私に足りないのはこれ。いつも頭でっかち)
「あ~、あの本でも言ってたな~」的な話題もあり、新しい刺激もあり。すっごくよかった、とはなりませんでしたが、読んで損はないです!
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この本では移動=旅行ではないですが、なかなか長期休暇を取りにくい我が家にとっては、一泊でもいい、なんなら飛行機での移動だけでもいい、というのは気楽に旅行を計画できる良い金言になりました。さっそく釜山への旅行を計画中。つよちゃんが小学生のうちに行けるところは行っとこう!という雰囲気になりました。(たぶん本筋からズレてるけど、まぁ、いいの)

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